「最近、いびきがひどいと指摘された」「いびきのせいで家族に迷惑をかけている」──そんな悩みを抱えていませんか?
いびきは単なる睡眠中の騒音ではなく、放っておくと睡眠の質の低下や健康への悪影響につながることもある重要なサインです。
中には睡眠時無呼吸症候群などの病気が隠れているケースもあり、早めの対策が求められます。とはいえ、すぐに病院に行くのはハードルが高い…そんな方におすすめなのが、市販のいびき防止グッズです。
本記事では、手軽に使えて効果が期待できるいびき防止グッズを8選ご紹介します。グッズの特徴や選び方、注意点まで詳しく解説しますので、ぜひご自身に合った対策のヒントを見つけてください。
いびき防止グッズ 8選|効果的なアイテムをタイプ別に紹介!
1. マウスピース(スリープスプリント)
いびき防止グッズの中でも代表的な存在が「マウスピース」です。とくにスリープスプリントと呼ばれるタイプは、就寝時に装着することで下あごを前方にキープし、気道を広げていびきを軽減します。
医療機関で作る本格的なもののほか、ドラッグストアや通販でも購入できる市販の簡易タイプもあり、価格や装着感に応じて選べる点も人気の理由です。
2. 鼻腔拡張テープ(ブリーズライトなど)
軽度のいびきや、鼻づまりが原因のいびきにおすすめなのが「鼻腔拡張テープ」です。有名な「ブリーズライト」などは、鼻に貼るだけで鼻腔を物理的に広げ、鼻呼吸をサポートしてくれます。
薬剤を使わないため副作用も少なく、初めていびき対策を始める人に特に人気です。
3. 鼻腔拡張器(ノーズピンタイプ)
「鼻の中に挿し込むタイプ」の鼻腔拡張器も、いびき防止グッズの中では注目度が高いアイテムです。鼻孔を内側から広げることで、空気の流れをスムーズにし、鼻呼吸がしやすくなります。
洗って繰り返し使えるものが多く、コスパの良さも魅力のひとつです。
4. 横向き寝用抱き枕(体位改善クッション)
仰向けに寝るといびきをかきやすい人には、横向き寝をサポートしてくれる抱き枕がおすすめ。これらのアイテムは、無意識のうちに仰向けになるのを防ぎ、重力で舌が喉に落ち込むのを防止します。
「体位性いびき」が原因の人には非常に有効で、快眠の手助けにもなります。
5. 加湿器
寝室の空気が乾燥していると、喉の粘膜が刺激されていびきが悪化することがあります。加湿器を使えば、湿度を保ち喉の乾燥を防ぐことができ、いびきの軽減につながります。
特に冬場やエアコン使用中は、加湿による予防効果が期待できます。
6. ナイトミストスプレー(喉用保湿スプレー)
喉の粘膜の乾燥を防ぐために使うのが「ナイトミストスプレー」。天然成分や潤い成分を含むスプレーを寝る前に口内に噴霧することで、いびきの原因となる粘膜の摩擦を和らげます。
持ち運びも便利で、旅行先や出張先でも手軽にケアできるアイテムです。
7. 耳栓付き快眠アイマスク
自分のいびきで起きてしまう人や、パートナーのいびきが気になる人には、耳栓+アイマスクのセットが有効です。完全にいびきを止めるわけではありませんが、いびきによる睡眠の妨害を防ぐサポートグッズとして役立ちます。
睡眠の質を守る意味でも、ひとつ持っておくと安心です。
8. いびき防止アプリ連動デバイス(スマートバンドなど)
最新のいびき対策には、スマートバンドや睡眠アプリと連動するデバイスがあります。これらは睡眠中の音や動きを検知し、いびきを感知すると振動などで体勢を促すなどの機能がついています。
日々の記録をもとにいびきの傾向を把握しやすくなる点でも、改善に向けた手がかりになります。
いびき防止グッズを選ぶ際のポイントと注意点
1. 原因を見極めた上でグッズを選ぶ
いびきには「口呼吸」「鼻づまり」「睡眠時の姿勢」「肥満」など、さまざまな原因があります。原因が異なれば効果的な対策も異なります。
例えば、口呼吸が原因であればマウスピースや加湿器、鼻づまりなら鼻腔拡張テープやノーズピン、仰向け寝が原因なら横向き用の抱き枕が効果的です。
闇雲にグッズを試すのではなく、自分のいびきタイプを知ることが第一歩です。
2. 「継続できるか」が大切な基準
いびき防止グッズを選ぶ際に忘れてはならないのが、継続して使えるかどうかです。いくら効果があっても、違和感が強かったり、準備が面倒であれば長続きしません。
初めて使う方には、まずは装着感の少ないテープやミストタイプから試してみるのも一つの方法です。
3. 市販グッズで改善しないときは病院へ
いびきが毎日続いたり、日中の眠気や疲労感がひどい場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性もあります。
このような症状がある場合は、自己判断を避け、呼吸器内科・耳鼻咽喉科・睡眠外来などの専門医に相談しましょう。マウスピースを保険適用で作ることができるケースもあります。
まとめ|いびき防止グッズを上手に活用して快眠を手に入れよう
今回ご紹介した「いびき 防止グッズ 8選」は、それぞれの原因に応じた対策を講じられる便利なアイテムです。どれも手軽に導入できるものが多く、毎晩のいびきに悩まされている方にとっては頼もしい味方になるはずです。
ただし、いびきの背後に重篤な病気が潜んでいることもあります。セルフケアでは改善しない場合や、家族に無呼吸を指摘された場合は早めに医療機関を受診することが大切です。
毎晩の睡眠の質は、日中のパフォーマンスや健康に直結します。ぜひ今回のグッズ選びを参考に、ご自身に合った対策を見つけてください。
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